上映時間:172 分
製作国:香港
初公開年月:1994/02
ジャンル:文芸/ドラマ
監督:チェン・カイコー(陳凱歌)
出演:レスリー・チャン(張國榮)
チャン・フォンイー
コン・リー(鞏俐)
グォ・ヨウ
注:このような→【ネタバレ】←カッコの中はネタバレですが、【 から 】までをドラッグすると見れます(文字が出ます)。 DVDで観ました。久しぶりに観た中国語(北京語)映画。
冒頭から少しして、その部分は何度かテレビ放映で観たことがある映画だということが発覚。てゆうか、まさかアレがコレだったなんて、ちょっとびっくり。イメージしてた映画と違った。
カンヌ国際映画祭でパルムドール受賞のこの映画。やっと観た。。
京劇の独特な伝統の世界、中国の激動の時代背景、この二つがあいまっての愛憎劇が、三人の男女によって繰り広げられる。その絡み合いが見事で、京劇も中国の歴史(日中戦争や文化大革命)時代にも疎い私でも入り込めた。
京劇スターの小楼と蝶衣。彼らの子供時代もよかったが、やっぱりなんと言っても成人した蝶衣を演じるレスリー・チャンの女形が非常に美しく印象的。芸とゲイの両方をうまく演じているレスリーに惹きつけられる。ふたつのバランスが狂うと失敗する役どころであるが、不自然さがないところが素晴らしいと思えた。
個人的には自分が昔習っていた日本舞踊のことが終始浮かび、舞台の上のレスリーと重ねてしまって余計にレスリー寄りの見方になったかも。
京劇スターの役ということは、芸が上手くて成り立つものなわけで、そこを演じなければ役に真実味が生まれないのだから、だいぶ稽古をしただろうし、だからこそ子供の頃からの修行の上に現在の芸があるのだということに共感が持てたと思う。
小桜の妻・元遊女の菊仙と蝶衣のやりとりも息を呑むものがあった。男と女?女と女?彼らの愛憎が恐ろしいほど悲劇的だった。
余談ですが…菊仙演じるコン・リー、多分私はこの映画で初めて見たと思うけど、なんとなくチャン・ツィイー(章子怡)と顔が?演技が??重なるものを感じた(汗)。ツィイーが出てる映画はいくつか観たけど、彼女の演技ってどれ見てもそう変わり映えしないように見えるのは私だけ?特に怒った時の表情とか…別にヘタだと言ってるのではなのですけどね。コン・リーさんはどうなのか確かめたい。中央戯劇学院で演技を学び、チャン・イーモウ(張藝謀)監督に見出されるという共通点がある二人ですから、似てても不思議はないかも?
それにしても、この映画のラストは【
レスリーの未来予想図のようで】胸が痛みます。。
★★★☆